日本で中華系マレーシア人と国際結婚手続き③入籍後編|駐日マレーシア大使館での報告的届出

こんにちは。

この記事では中華系マレーシア人の彼と、日本で入籍するまでに行った手続きの流れをまとめています。

手続き①では入籍前の事前準備、婚姻要件具備証明書の取得について、手続き②では入籍時の必要書類や婚姻届の書き方についてお話ししました。

手続き①の記事はこちら
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手続き②で日本での入籍手続きを終え日本側の婚姻が正式に成立したところで、今回はマレーシア側の婚姻手続きに入っていきます。

日本の役所に婚姻届を提出しても直接マレーシア本国の婚姻情報には反映されないため、日本での婚姻手続きを済ませてから6ヶ月以内に日本にあるマレーシア大使館で報告的届出を行う必要があります。

報告的届出の詳細に関しては、婚姻前にマレーシア大使館にて婚姻要件具備証明書を受け取った際に「日本の法律の下で受理された婚姻の登録申請」という、日本での婚姻成立後にしなければならないマレーシア大使館での手続きについての必要書類等が記載されている紙をいただきました。

駐日マレーシア大使館へ手続きをしに行く際は事前に予約しておくことをおすすめします。

目次

必要書類について

報告的届出の際にマレーシア大使館に提出する必要書類は次のとおりです。

マレーシア人側が用意するもの

  • パスポートサイズのカラー写真1枚(横3.5cm 縦5cm、背景は青か白)
  • パスポート
  • マレーシアの身分証明書
  • 在留カード

在留カードについて、私たちの場合、彼は短期滞在ビザで日本に入国し、その間に入籍をしたので日本の在留カードを持っておらず、パスポートの短期滞在ビザの紙が貼ってあるページを代わりに見せました。

日本人側が用意するもの

  • パスポートサイズのカラー写真1枚(横3.5cm 縦5cm、背景は青か白)
  • パスポート(パスポートがない場合は運転免許証か身分証明書でも可)
  • 出生証明書/戸籍謄本(結婚後のもの)

結婚後の戸籍謄本について、新しい戸籍は入籍後早ければ翌日〜1週間程度でできるので、新しい戸籍ができてからの用意になります。
私の場合も入籍後1週間程度かかったと思います。新しい戸籍には配偶者氏名と配偶者の国籍、生年月日等が記載されています。本籍地と異なる場所に住んでいてもマイナンバーカードがあればコンビニでも発行が可能です。


結婚の証明に関する書類

  • 役所発行の婚姻届受理証明書

婚姻届受理証明書は婚姻届を提出した市町村の役所で発行してもらえます。通常即日か翌日には発行可能なようですが、私たちは新しい戸籍ができるのを待ってから入籍した約10日後に戸籍謄本と婚姻届受理証明書を取得しました。

※日本語のみで書かれた書類は全て翻訳が必要
※書類全て原本とコピー2枚を提出

翻訳については後ほど詳しく記述します。書かれている通り提出書類は全て原本とコピーを2枚ずつ用意しました。

申請用紙

申請用紙JPN.KC.06

こちらは当日大使館の方で頂きその場で記入します。

大使館に記入例が貼られてありますが、事前に書く内容を把握してメモしておくとスムーズに記入できると思います。

料金

婚姻登録料20リンキッド

為替レートによって異なります

所要時間


3営業日

申請をしてから営業日3日後以降にマレーシア大使館で結婚証明書を受け取ります。結婚証明書はマレーシア人側と日本人側2人に各1枚ずつ渡されます。

今後のビザ申請等でも必要となってくる重要な書類なので、無くさないよう貴重に保管しておきましょう。

翻訳について


必要書類のうちマレー語か英語以外の言語で書かれているものは、有資格・公認翻訳者によって翻訳されたマレー語か英語の翻訳が必要となります。

つまり日本語のみで記載のされた書類に関してはすべて公認翻訳者の翻訳がいるということです。

日本の役所へ提出する書類の日本語翻訳は特に決まりがなかったので自分でしましたが、マレーシア側への提出書類は少し厳しく(日本が緩いのかもしれませんが) 、有資格・公認翻訳者に翻訳を頼まないといけなかったので少し手間に感じました。

翻訳言語はマレー語か英語とのことだったので英語翻訳を頼みました。翻訳エージェントはたくさんあり、値段も様々で迷いましたが、彼の配偶者ビザを短期滞在期間の3ヶ月以内にとりたかったので、時間がかからないところを探し、値段は高くなりますが「翻訳のサムライ」さんに依頼をしました。

翻訳をして頂いたのは婚姻届受理証明書と私の婚姻後の戸籍謄本になります。

翻訳にかかった費用
1. 婚姻届受理証明書:英語に翻訳/1部 5,500円
2. 戸籍謄本(1ページ):英語に翻訳/1部 5,500円
特急サービス : 各2,200円
合計 : 15,400円(税込)

特急納期:ご入金後1~2営業日後に発送(1書類につき+2,200円)


私たちは、彼の短期滞在中に配偶者ビザの手続きも終わらせたかったこともあり、特急にしたので追加料金がかかりましたが、通常だと11000円です。それでも安くはないですが、、急ぎでない方は他の割安で頼める翻訳エージェントを探してみても良いのではないかなと思います。

一連の流れまとめ

日本で婚姻届を提出してからの一連の流れと、かかった日数をまとめてみました。

STEP
日本での婚姻が成立

約1週間

STEP
新しい戸籍謄本と婚姻届受理証明書を取得
STEP
戸籍謄本と婚姻届受理証明書を翻訳エージェントに依頼

約1週間

STEP
翻訳文書取得
STEP
全ての書類が揃ったらマレーシア大使館へ報告的届出

約3日間

STEP
マレーシア大使館で結婚証明書を受け取る
STEP
配偶者ビザ申請

これでようやく日本とマレーシア両国での婚姻が成立しました。次回からは彼の配偶者ビザの申請手続きに入っていきます。

似たような状況にある方の少しでも参考になれば幸いです☺️

この記事を書いた人

聖書やクリスチャン関連の記事、自身の証、中華系マレーシア人の夫との暮らし、家計簿など幅広く発信していきたいと思っています♩

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